2024年8月21日
フレームワークの一例
大日本印刷(株)は、一般社団法人Earth Companyと協業し、企業によるさまざまな課題解決の活動が環境・社会・経済に与えるインパクトを算出し、長期的な企業価値向上とどのように関連するかを可視化するサービスを9月2日に開始する。
同サービスでは、ボランティア活動や出張授業等による地域の社会課題や環境問題の解決、次世代育成などの活動の効果を定性的・定量的に可視化。また、こうした企業の活動の企画・運営を支援し、より積極的かつ持続可能なものとして推進できる環境づくりにつなげていく。また、可視化した情報を社内外に開示することで、投資家やパートナーをはじめとした社外からの信頼や社員のエンゲージメントの向上に活用できる。
企業のそれぞれの活動に合わせて、最適な活動のプロセスを表す「フレームワーク」を設計して提供。企業の重要課題(マテリアリティに)に沿ってどのような施策を行うか(施策とアウトプット)、その施策にはどんな経営資源(インプット)が必要か、参加者や関係者にどのような変化をもたらすか(アウトカム)について整理し、活動のインパクトを明確にする。また、事業にどのように結び付くか(新規顧客開拓や社員の離職率低減など)について、独自の設計ロジックに基づいて算出。これにより、活動の財務的影響や企業価値向上へ向けた短期的・長期的な効果を提示する。