（一社）日本グラフィックサービス工業会（ジャグラ、岡本泰会長）は6月20から22日まで、東京・台東区の浅草ビューホテルをメイン会場に「第67回ジャグラ文化典 東京大会」を開催。21日に開かれた式典には、全国のジャグラ会員をはじめ、印刷・関連業者ら440名が参加し、ジャグリストの絆を深めるとともに、業界のさらなる発展に向けて誓いを新たにした。

　ジャグラ創立70周年記念大会となった今回は「『印刷』復活!情報文化の可能性は無限大〜グラフィックサービス業の逆襲〜」をテーマに、記念式典、ジャグラコンパクトDX事業報告・導入セミナー、大懇親会などが開催された。

　式典の冒頭、挨拶した岡本会長は、「お陰様でジャグラは70周年を迎えることができた。この節目の年に会長として挨拶できることを光栄に感じている。この文化典式典は、関係省庁からの表彰など対外的に印刷産業が文化であると認められていることを確認する意義ある機会である。我々もその意義を改めて認識しながら、国内、さらには世界に向けて印刷は文化であることを発信していきたい」と述べた。

　なお、次回は「第68回ジャグラ文化典式典」として2026年6月20日、「未来を創ろう 叡智の台所〜なにわの地にて」をテーマに「大阪大会」が開催される。