大日本印刷、米Scope3社と環境配慮型デジタル広告サービスで国内初連携
大日本印刷(株)は、Scope3社(本社:アメリカ)と連携し、デジタル広告のCO2排出量を測定・削減する環境配慮型デジタル広告サービスを7月に開始した。
今回、サービスの提供にあたり、2025年5月に生活協同組合連合会 コープ東北サンネット事業連合(コープ東北)の個人宅配サービスの資料請求・会員申込の獲得に向けたデジタル広告配信でトライアル運用を行い、CO2排出量を87%削減する効果を得た。
デジタル広告配信は、コンテンツ配信サーバーの稼働や通信、広告コンテンツの種類に至るまで、膨大なエネルギーを消費しており、温室効果ガスの排出につながっている。これらの課題に対してDNPは、ブランディング効果の高い広告媒体への優先配信と炭素除去プロジェクトのクレジット購入によってオフセットする、環境配慮型デジタル広告「DNP GreenAD」を2023年より提供している。今回、Scope3社と連携して環境配慮型デジタル広告サービスのラインアップを拡充し、広告配信効果とCO2排出量削減の両立を目指す顧客の課題解決を一層支援していく。