2024年8月16日
泉崎工場内の太陽電池パネル
大日本印刷(株)は、太陽電池の電極やセル等を保護する封止材の生産能力を2023年比2倍に増強する。投資額は約30億円で、2025年内に稼働させる予定。
DNPは2005年から、泉崎工場(福島県西白河郡)で太陽電池用の封止材を生産している。今回、この生産能力を増強することにより、脱炭素社会の実現に向けた世界各国・地域での再生可能エネルギー(太陽電池等)導入の加速に対応していく。
今回DNPは、世界的な太陽電池の需要拡大に対応するため、泉崎工場の封止材の生産能力を従来の約2倍に増強。さらに「DNP太陽光発電所用反射シート」などの周辺部材の製品開発を進め、太陽電池関連部材事業で2027年度に年間200億円の売上を目指す。