2016年11月15日
ブルーノ・ミューラーCEO(左)と宮﨑社長
ミューラー・マルティニジャパン(株)(宮﨑靖好社長)は11月15日、グループCEOのブルーノ・ミューラー氏来日を受けて本社内で記者会見を開き、drupa2016で発表した新コンセプト「Finishing4.0」の概念を解説することでdrupa出展を総括した。
ミューラーCEOは、「Finishing4.0」がdrupaにおいて大きなインパクトを与えたことを報告した上で、「ミューラー・マルティニはカスタム化、パーソナル化された印刷製品の産業レベルでのコスト効率に優れた生産を実現するソリューションを提供していく」との考えを述べ、そこでは、シームレスなワークフロー、高い自動化技術、マシンの精密さが鍵になるとした。
また、「Finishing4.0」のひとつのキーワード「タッチレスワークフロー」について「これは接続性と自動化の組み合わせ。結果として、ミューラー・マルティニのシステムはオペレータの関与なしに生産の変更を扱うことができる」と述べ、さらには「Finishing4.0」がリモートアクセス機能によってアフターサービスにも新しい可能性をもたらすことを示した。