2024年3月14日
プロジェクト開始イベントでランウェイを歩く女優・山田優さん
京セラ(株)(谷本秀夫社長)は、繊維・アパレル業界の水質汚染などの社会課題の解決に貢献するため、水の使用量を極限まで削減したインクジェット捺染プリンター「FOREARTH」(フォレアス)を開発し、このたび、3月22日の「世界水の日(World Water Day)」に合わせて、人々の環境意識の向上を目指した「TRUE BLUE TEXTILE」プロジェクトを開始する。
「水をまもるために、まとう」をコンセプトにした「TRUE BLUE TEXTILE」プロジェクトは、ファッションを身に着けることで繊維・アパレル業界における社会課題を知り、考えるきっかけを促す取り組み。このたび、日本で最も美しい水質を誇る高知県・仁淀川の水を用いた水面の柄を「FOREARTH」でプリントした生地「TRUE BLUE TEXTILE」を制作した。
同プロジェクトの趣旨に賛同した森永邦彦氏が手掛ける「ANREALAGE」(アンリアレイジ)と、数々のデザイナーを世に送り出してきたバンタンデザイン研究所が合計5着の衣装を制作。3月16・17日に東京渋谷PARCOで、3月22〜24日まで京都市京セラ美術館で展示する。さらに、先着順で「TRUE BLUE TEXTILE」を無償提供する。