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コニカミノルタジャパン、生成AI活用の学習支援サービス開始

 コニカミノルタジャパン(株)(一條啓介社長)は、学校教育向けソリューションtomoLinks(トモリンクス)において、「生成AI学習支援機能」を開発。同機能は小・中学校の協働学習で安心・安全に対話型生成AIを利用できるもので、学習支援サービスへの搭載は国内初となる。

 一般的に、対話型生成AIは利用者が入力した情報に対し、適切な回答を提示するが、tomoLinksの「生成AI学習支援機能」では、利用する子どもたちの学年に合わせた回答の提示方法など、対話型生成AIの指示文(プロンプト)をあらかじめ教員側で設定することができる。既定で提供されるテンプレートでは、子どもたちの質問に対して直接的な解ではなく、ヒントを提示することにより、子どもたちの思考をサポートする設定としている。これにより教員は、子どもたちに適切な設定を行った対話型生成AIを展開できる。

 また、同機能は協働学習を支援する「とも学」の一部機能として展開している。「とも学」のワークシートも併用することにより、アプリケーションの切り替えを行うことなく生成AIを活用して導き出した子どもたちそれぞれの発想を、クラスで共有、発表することが可能。これによりクラスメイトの多様な考え方に触れる機会や、さらなる発想へつなげていく。

 なお、同社では、2024年2月1日より全国の小・中学校、教育委員会を対象に、同機能の先行トライアルユーザーの募集を開始する。

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