国府印刷社、「推し活グッズ」と「文具」の2軸で訴求
「和めくりアート」をメインに展示
(株)国府印刷社(本社/福井県越前市、有定耕平社長)は、4月8日から10日まで東京・池袋のサンシャインシティにおいて開催される「プレミアム・インセンティブショー春2026」に出展する。今回は、昨年秋の同展で「SUSTAINABLE SELECTION AWARD」の大賞を受賞した「色変わるメモ帳」を起点として開発した、越前和紙を活用した「和めくりアート」をメインに据えた展示を展開する。推し活グッズと文具の2軸体制のブースを構築し、来場者への訴求力強化を図る。

同社は近年、昨今の市場ニーズの変化に対応する形で「推し活部」と「文具部」という専門チームを編成している。推し活部は約5名体制で、アクリルグッズや箔加工製品を中心に、ファンビジネス市場をターゲットとした商品開発を推進。その一方、文具部は昨年の同展での受賞を契機に新設され、「色変わるメモ帳」を核とした商品群の拡充を担っている。
今回のブースは、約3分の2を推し活、3分の1を文具で構成。有定社長は「受賞商品で来場者の関心を喚起し、その流れで高付加価値グッズの提案へとつなげていきたい」と意欲を見せる。
「色変わるメモ帳」からMEKURUシリーズのラインアップ拡充へ
文具部の中核を担うのが、「色変わるメモ帳」を起点とした「MEKURUシリーズ」である。中紙の色が透けるフィルム表紙と、ランダムに構成された余剰紙を活用した用紙の組み合わせにより、使用するたびに表紙の表情が変わる仕組みは、視覚的な楽しさとサステナブル性を同時に実現したものだ。
今回の展示では、この基本構造をさらに発展させ、レザック紙による恐竜デザインや折り紙、付箋といった派生商品を展開。さらに、色上質紙に限らず、上質紙やコート紙などの余剰紙にも対象を広げることで、素材活用の幅を拡大している。
今回、新たに提案する日めくり型メモは、机上に立てて使用できる構造としており、表紙に「今日の目標」や「今日の予定」などの文字とデザインを施し、何も印刷されていない窓の部分に毎日その日の予定などを書き込むことで日常的な行動を促すツールとして設計した。有定社長は「毎日新しい紙に新たな目標や予定を書くことで、単なるメモ帳から『使い続けることができる文具』への進化を示すものとなっている」と説明する。

また、生産面では昨年末に導入したDTFを活用した新方式を採用した。従来は案件ごとに表紙を印刷していたが、無地のフィルム表紙をあらかじめ量産しておき、小ロット注文時にはDTFで出力したデザインを貼り付けることで対応する。これにより、工程を大幅に短縮するとともに、圧倒的な短納期・小ロット対応を実現した。ノベルティ用途など、即応性が求められる案件への提案力を高めている。
















































