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ユポ・コーポレーション、バイオマス樹脂配合ユポの販売開始

 (株)ユポ・コーポレーション(本社/東京都千代田区、藤原英幸社長)は、2018年に開発した、バイオマス樹脂を原料に配合した「ユポグリーン」の厚手タイプ「FEBG 300」を2019年3月1日より販売を開始する。
 従来の合成紙ユポは、石油由来のポリプロピレン樹脂と無機充填剤を主原料としているが、「ユポグリーン」は、石油由来樹脂の代替に「オレフィン系のバイオマス樹脂」を一部配合した新しい製品シリーズ。従来と同等の品質性能で、温室効果ガス(CO2)排出量削減に寄与する環境配慮型の製品シリーズであり、オレフィン系バイオマス樹脂を使用した国内初の合成紙となる。
 今回、「ユポグリーン」として初めて販売する「FEBG 300」は、同社の代表製品「ウルトラユポ」の厚手タイプ(FEBA 300)にバイオマス樹脂を配合したもので、用途としてメニュー、カタログ、POP、名刺といった厚みの求められる商業印刷分野に展開していく。
 今後、同社では「スーパーユポ」などのユポ製品にも順次バイオマス樹脂を配合し、「ユポグリーン」シリーズのラインナップを拡充していく予定。

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