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凸版印刷、デジタルツイン型メタバースサービス開発

「デジタルツイン・ワールドトリップ」イメージ図

 凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、デジタルツインで仮想と現実を行き来する遠隔体験サービス「デジタルツイン・ワールドトリップ」を開発した。
 同サービスは、現地を再現したフォトリアルな仮想空間と、仮想空間のみでは再現できない部分をリアルタイムで中継するシステムを組み合わせて提供するもの。遠隔地のユーザーは、フォトリアルな仮想空間へいつでもアクセスし、空間内をアバターキャラクターとなり、自由に動き回ることができる。また、現地の固定カメラや「IoANeck」を装着したガイド、分身ロボットの位置情報をもとに、各アバターキャラクターがフォトリアルな仮想空間の同じ位置に表示される。例えば、現地の分身ロボットが移動すると、フォトリアル空間のアバターも同期して移動する。
 これらのアバターキャラクターを選択し、「ライブ接続」の機能を選択すると、固定カメラや「IoANeck」、分身ロボットのカメラ映像でライブ(アバターライブ)を体験できる。
 なお、「デジタルツイン・ワールドトリップ」は、NTT西日本が展開する共創空間「LINKSPARK大阪」で4月から実証実験を開始する。

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