モリサワ会、「大阪・関西万博デザインシステム」について学ぶ

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(株)モリサワ(森澤彰彦社長)のユーザーで構成するモリサワ会(前川光会長)の第44回総会および研修会が6月4日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで開催され、多くの会員が出席した。
開催に先立ち挨拶した前川会長は、現在開催中の大阪・関西万博についてふれ「私の世代では、1970年の大阪万博の印象が残っている。当時、最先端技術として紹介されたワイヤレス電話や動く歩道、電気自動車などは現在、当たり前のように実用化されている。今回の万博で披露された技術もいずれ実用化され、我々の生活を豊かにしてくれるはず」と近未来の技術などを注視していくことの大切さを説明。その上で前川会長は、「モリサワ会は、つながりをもてる貴重な場である。情報交換の場、ビジネスのヒントを得る場、そして連携が生まれる場になることを期待している」とモリサワ会を通じた積極的な交流を呼びかけた。
このあとの研修会では、引地耕太氏(クリエイティブディレクター (株)ヴィジョンズ代表)を講師に迎え「人間中心から、生命中心の未来へ〜大阪・関西万博デザインシステムを通じて〜」を演目に講演が行われた。