2022年7月7日
コニカミノルタ(株)(大幸利充社長)は、デジタル印刷で人と企業のコミュニケーションを革新する共創プラットフォーム「AccurioDX(アキュリオディーエックス)」を立ち上げた。
「AccurioDX」は、印刷を発注したいと考えるすべての人や企業、印刷会社、物流会社、ソリューションプロバイダーといった多様なプレイヤーが参加できるプラットフォーム。デジタル印刷の特長の一つに印刷物の内容や受け取るタイミングを、受け手一人一人に合わせることができるパーソナライズがあり、この方法をダイレクトメールやチラシに導入することで、より効果的な販促活動が期待できる。しかし、その導入には企画、データマネジメント、物流などで生じる手間やコスト、効果測定のノウハウの不足が課題となっていた。
同社は「AccurioDX」による共創で、パーソナライズされた印刷物の発注工程の簡易化と効果測定を実現。この効果測定では、マーケティング活動における顧客満足度向上への効果を可視化する。また、パーソナライズされた印刷物は必要な情報を必要な人だけに届けることができ、限られた資源の有効活用やCO2削減にも貢献する。
同社は、「AccurioDX」で発注を簡便にすることでデジタル印刷の利用の場を広げ、地球環境に配慮したマーケティング活動を支援していく。