ページの先頭です

富塚製本、「書く楽しさ」を全国へ〜通販サイト「オリジナル便箋工房」

オープン10年で累計500万冊を超える便箋を出荷

 たったひと言でも、気持ちを伝えたい--------。そんな想いに応える便箋や一筆箋を手軽にオリジナルで作れるとしたら、きっと誰かの心を動かすきっかけになるに違いない。富塚製本(株)(本社/大阪市生野区、富塚宗寛社長)の便箋・一筆箋に特化した通販サイト「オリジナル便箋工房」は、そんな思いをカタチにするグッズとして、オリジナル便箋を全国に提供している。

binsen_2508tsuuhan.jpg
富塚社長(左)と富塚常務

 全国の人に、品質の良い便箋をもっと気軽に届けたいー。そんな想いからスタートした同サイトはオープンから約10年で累計500万冊を超える便箋を出荷。ちょっとしたお礼から、企業の販促まで、多様なニーズに応える紙製グッズとして着実にファンを増やしている。

 「オリジナル便箋工房」の魅力は、何といっても少部数・短納期に柔軟に対応できる点にある。最小10冊から注文することができ、100冊までの注文であれば完全データ入稿後、最短5営業日で納品が可能だ。中ロット(100~1,000冊)でも平均7日間で対応するなど、個人利用から同人グッズ、法人の記念品まで、幅広いシーンで頼れる存在となっている。

 しかも、便箋1冊につき、最大3種類まで中面のデザインを変更できる仕様や、配布時の印象を高めるためのOPP袋入りオプションなど、細かな配慮も光る。印刷方式は注文数に応じてオンデマンドとオフセットを適切に使い分け、事前に色味の違いについても丁寧に説明する。さらに、有償での本紙本機校正にも対応しており、通販でありながら対面同様の「安心」が提供されている。

一番人気は「一筆箋」。販促・ギフトとしても支持拡大

 一番人気なのは、やはり「一筆箋」。8割以上の注文が一筆箋で占められており、「ちょっとした挨拶に添えられる便利さ」が高評価を得ている。とくに同人イベントでのキャラクター便箋、サークル名入りの販促物としての用途が目立ち、文具愛好家やデザイン感度の高いユーザーから支持を集めている。

tomi2508.jpg
「オリジナル便箋工房」のトップページ

 一方、企業向けの「名入れ便箋」も安定した人気を誇る。A4サイズで社名やロゴをレイアウトしたシンプルなデザインが特徴。用紙や枚数など仕様はある程度固定されているが、複数の罫線やデザインパターンから選べる自由度もあり、名刺代わりのノベルティとしても活用が進んでいる。

製本会社の底力を示す「品質第一」のものづくり

 こうした商品力を支えるのは、やはり製本会社ならではの技術と姿勢にある。同社は帳票やカタログ、会社案内など多様な紙製品を手がける一方、とくに「天糊加工」の分野で高い評価を得てきた。その均整のとれた仕上がり、美しい綴じ目のクオリティは、便箋や一筆箋といった「書く」グッズにおいて大きな強みとなっている。

 「通販だからこそ、安心して使ってもらえる品質を届けたい」。そんな信念のもと、印刷から加工、梱包まで丁寧に仕上げられた製品は、販促品・贈答品としても選ばれる理由を備えている。

キャンペーンで「感謝」をカタチに。新商品開発にも意欲

 現在、「オリジナル便箋工房」では、注文者全員に「オリジナルメモ帳(本文50枚綴り)」をプレゼントするキャンペーンを実施している。台紙付きでしっかり使える実用性の高さと、販促グッズらしい遊び心を備えたアイテムだ。このようなユーザーへの「感謝の循環」が、さらなるファン層拡大に繋がっている。

 今後は、自社完全オリジナルの便箋や一筆箋など、新しいラインアップの開発も予定されているという。富塚社長は「便箋は、書く文化を伝えるグッズ。だからこそ、品質もデザインも妥協しないものづくりを続けていきたい」と今後を見据えている。

注目コンテンツ