2024年9月11日
TOPPANデジタル（株）（坂井和則社長）は、流通・小売店舗向けに、ICタグを活用した「スマートシェルフ管理システム」を開発。2025年4月から本格提供を開始する。
スマートシェルフとは、消費者が棚からICタグ付き商品を手に取ると、棚上のアンテナにより商品が取られたことが認識され、商品の個別情報を自動認識できるシステム。これまで販売・提供してきたスマートシェルフの主流は個々に配信データを登録管理する必要のあるスタンドアロン型であり、多店舗展開を行う流通・小売り店舗など、台数や導入店舗が増えるほど、運用更新の手間が増えていくのが課題だった。
この課題に対し同システムは、ICタグを活用したスマートシェルフの商品ID・店頭機器・配信コンテンツの一元管理を実現し、複数店舗の商品管理や販促用配信コンテンツの切り替えなどが容易になる。流通・小売店舗による消費者行動のマーケティングデータの把握とスマートシェルフを活用した販促活動を支援する。
