2016年4月7日
無人運転のバッチモードを備えたバインダーマシン「Alegro Digital」
ミューラー・マルティニはdrupa2016で、無線綴じ機として初めてモーションコントロール技術を採用した全自動機「Alegro」に「タッチレスワークフロー」機能を付加した「Alegro Digital」を発表する。
「タッチレス」とは、「オペレーターの操作を必要としないこと」を意味し、無人運転のバッチモードを備えたバインダーマシンとなる。
Finishing4.0ベースの同機は、自らがローディングされたブックブロックを測定し、運転しながら次々と自動セットして、1部ごとの製本を完成させるというワークフロー機能を装備している。
「もともとはフォトブックなど1部ごとの厚みの異なる製本への対応がベースになって考案されたシステムだが、同機はそのスピードと品質に加え、この新しい『タッチレスワークフロー』により、商業系、出版系、自費出版系における極小生産にも有用な無線とじ機となるだろう」(ルドルフ・ミューラー会長)