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大日本印刷、オランダに海外初の研究開発拠点を開設へ

ハイテクキャンパス アイントホーフェンの外観

 大日本印刷(株)は、グローバルな研究開発の推進とイノベーションを加速させることを目的に、海外初となる研究開発拠点をオランダのハイテクキャンパス アイントホーフェンに9月に開設する。

 ハイテクキャンパス アイントホーフェンは、約300の企業や研究機関、1万2,500人以上の研究者・技術者・起業家が集まり、革新的な技術や製品の開発に取り組むヨーロッパ随一のイノベーション拠点。DNPは同拠点で、最初のテーマとして、次世代半導体の技術の一つとして注目される「光電融合」の研究開発を推進する。2025年7月3日にDNPは、オランダ応用科学研究機構と光電融合の共同研究開発に関する契約を締結した。同キャンパス内にあるフォトニックチップ(光ICチップ)の基礎研究から量産にまでつなげる研究組織PITCとともに研究開発を推進する。

 DNPは、オランダに新設する研究開発拠点を通じて、光電融合に関する技術や研究開発のネットワークを獲得することで、光電融合向けパッケージ部材の開発をさらに加速させる。また、DNPは、グローバルな研究開発をさらに推進し、社会課題や世界情勢、メガトレンドを見据えながら、オランダ以外での新たな海外研究開発拠点の開設を目指していく。

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