南海プリント(愛媛)、破産申請へ-負債1億3,000万円
南海プリント(株)(松山市生石町449-3、設立1974年12月、資本金2,500万円)は11月27日、事業を停止し、松山地裁への破産申請を弁護士に一任した。負債総額は推定1億3,000万円。
1973年8月創業。チラシ、パンフレット、冊子、名刺など幅広い印刷を行うほか、OA機器の販売も併営していた。業歴を重ねるに伴い地元大手企業に受注基盤を築き、ピーク時の1996年頃には約4億5,000万円の年間売上高を計上した。
しかし、以降は競争激化もあり売上はジリ貧で推移。子会社を設立してOA機器販売を同社に移管し、当社は印刷に特化して営業強化を図っていたが、売上は年々減少していた。近年はデジタル情報加工にも注力してきたものの、年間売上高は約1億円まで低下。余裕のない資金繰りを続けてきたなか、過去の設備投資に加え、資材高騰が資金繰りを圧迫し、支えきれず今回の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)
































































