MFほか1社(石川)、特別清算開始決定-負債数十億円の見込み
(株)MF(旧商号:丸福(株)、石川県金沢市進和町19-2、設立1981年3月、資本金4,200万円)と、関連の(株)MP(旧商号:エムプリント(株)、同所、設立1981年10月、資本金2,100万円)は1月14日、金沢地裁より特別清算開始決定を受けた。負債総額は数十億円が見込まれる。
MFは、1953年3月に丸福商店の屋号で創業し、文具・紙製品販売を開始したことを源流とする。その後、紙器包装資材(パッケージや包装紙、ラベル)、ポスターなどの一般商業印刷物の企画製造に注力し、観光土産のパッケージで実績を有していた。レンゴー(株)などの大手企業にも販路を構築し、2019年9月期には売上高41億6,327万円をあげたが、資材高騰などで利益面は低調に推移。赤字を散発したほか、過去の設備投資も重荷となり、金融機関への借入金返済をリスケジュールするなどして資金繰りを維持していた。さらに2020年以降は、コロナ禍による観光産業の低迷を受け観光土産向けパッケージも苦戦を強いられた。
そうした中、2022年9月、レンゴーが全株式を取得して子会社化。同時に会社分割により別途、丸福(株)を設立し、事業を承継。同社は現商号に変更し、債務整理を進めていた中、2025年10月17日、株主総会決議により解散した。
なお、新設された丸福は2023年10月、富士包装紙器(株)(現:富士丸福(株))が吸収合併している。
MPは、MFの外注先として印刷や製本、製版などを担い、2019年9月期には売上高約21億3,400万円をあげた。しかしMFの苦境を受け、2022年9月に会社分割を実施し、事業を新設された丸福に移管。現商号に変更し、MFと同様の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)

































































