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オンデオマ、「攻め」と「守り」のDXで「収益構造改革」を支援

「PICバリアブル」と「ASP名刺」紹介

 (株)オンデオマ(本社/大阪市北区本庄東、福田弘之社長)はpage2026に出展し、「印刷会社の『収益構造改革』」をテーマに、「攻めのDX(高付加価値化)」として「PICバリアブル」を、「守りのDX(業務自動化)」として「ASP名刺」を展示実演する(展示ホールD-56)。

PICバリアブル─バリアブル印刷を誰でもできる標準作業へ

 同システムは、データベース(CSVなど)を読み込み、自動で効果の高い可変印刷物を作成するクラウド型のバリアブルプリント出力システム。データベース入力から面付け出力まで、一連の作業をシンプルな操作で行い、宛名・DM(はがき/挨拶状など)、名刺、ナンバリング(チケット/クーポンなど)、POP(プライスカードなど)など、可変データを扱う様々なアイテムに活用できる。

 最大の技術的特長は、縦書きに対応した純日本製のバリアブル印刷ソフトが「クラウドサービス」として提供される点だ。

 従来のバリアブルソフトはウインドウズ専用やドングル(物理キー)が必要なものが主流だったが、同製品はMac/ウインドウズの両方に対応。テレワークや複数拠点での作業共有も容易で、BCPの観点からも優位性がある。ユーザーは、OSやバージョン管理から解放され、ウインドウズ10のサポート終了(2025年10月)にともなうPC入替の影響も受けず、常に最新バージョンを利用できる。

 さらに、プロ仕様のフォント・機能を標準搭載している。モリサワ・ヒラギノフォントなど400書体以上をクラウドサーバー側に搭載し、手元のPCにフォントがなくても、高品質な組版が可能。複雑な「串刺し面付け」や「異種面付け」の設定も可能である。

 一方、昨年のアップデートで追加された「追跡QRコード生成機能」は、印刷データ生成時に、1レコード(1人)ごとに異なるユニークURLのQRコードを自動発行するもの。配布された印刷物のQRコードが読み取られると、「誰が」「いつ」「どの端末で」アクセスしたかをブラウザ上の管理画面でリアルタイムに追跡・分析できる。これを利用し、印刷会社はクライアントに対してDMの「開封率測定」や「A/Bテスト」、「ホットリード(関心客)のリスト化」といったデジタルマーケティング施策を、印刷物とセットで提案が可能になる。


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追跡QRコード生成機能

 さらに今年2月のアップデートでは「校正機能」の実装を予定している。これは、印刷データの発注元の担当者にシステム上で校正を依頼することができるもの。データ毎に画像ファイルを添付可能なコメントでやりとりでき、メール通知も行われる。

 これにより、個人情報を含むPDFをメール添付するリスクを排除できるほか、修正指示の履歴がシステムに残るため、「言った、言わない」のトラブルや、先祖返り(古いデータでの印刷)ミスの抑制が期待できる。また、細かな文字修正が多い「名刺・宛名印字」など、校正やり取りの工数削減も期待できる。


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バリアブル印刷データ校正画面

ASP名刺─名刺業務の「赤字」を「黒字」へ

 「ASP名刺」は、印刷会社が自社の顧客に対して、専用の「名刺発注Webサイト」を提供できるBtoBtoBシステム。エンドユーザー(総務担当者や社員個人)がWeb上で名刺情報を入力・プレビュー確認して発注すると、印刷会社側には「面付け済みの完全データ」と「製造指示書」が自動生成される。▽校正の自動化(プレビュー機能)▽版下作成の自動化(高精度組版)▽製造フローの自動化(面付け・帳票)といった3つの機能により、受注から製造指示までを完全自動化する。

 「ASP名刺」を導入することで、印刷会社は顧客をシステムで囲い込み、競合他社への流出を防ぎ、安定的なリピート受注(ストックビジネス)を確立できるほか、出力は標準的なPDF形式のため、オンデマンド機など既存の印刷設備をそのまま活用できる。

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