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「100周年」は2,371社 - 周年記念企業調査

 (株)帝国データバンクは、創業・設立から節目を迎える企業(個人経営・特殊法人・団体等含む)を「周年企業」として、10年刻み(200周年超は50年刻み)で抽出し、分析を行った。

 これによると、2026年に周年を迎える企業は全国に14万5,159社あることが判明。「20周年」企業が最多となり、「100周年」企業は2,371社だった。

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 周年企業全体のうち、上場企業は457社。周年別でみると、「20周年」「80周年」を迎える企業がともに79社で最多となり、次いで「10周年」(46社)、「30周年」(44社)、「60周年」(33社)と続いた。そのなかで最も業歴が長いのは、「150周年」を迎える荒川化学工業(大阪市中央区)と大日本印刷(東京都新宿区)。大日本印刷の北島代表は「挑戦の企業文化と独自の『P&I(印刷と情報:Printing&Information)』を強みに、社会や生活者と直接向き合い、新たな価値を創造する『第三の創業』に取り組んでいく」と表明する。同社が創業以来、時代に応じて事業を変革し続けてきたように、変革と挑戦の精神が、長寿企業を支える原動力のひとつとなっている。

 業種別では、建設業が4万1,484社で全体の28.6%を占めトップ。次いでサービス業が3万9,653社で全体の27.3%を占め、この2業種で周年企業の半数超を占めた。また、周年別に最も割合の高い業種を見ると、「10周年」はサービス業(36.9%)、「50周年」は建設業(31.8%)、「100周年」は小売業(24.7%)となり、時代ごとの産業構造を反映した結果となった。

 現経営者の就任経緯が判明した全国の周年企業約7万社を分析したところ、就任経緯として最も多いのは、「創業者」で2万9,055社(構成比42.7%)、次いで子どもなど血縁者が就任した「同族承継」が2万5,923社(同38.1%)となり、「ファミリー」企業(創業者および同族承継の企業)だけで約8割を占めた。うち、代表者の持ち株比率が51%以上の「オーナー」企業は1万3,376社判明。また、周年別に就任経緯の割合を比較すると、10周年と30周年では創業者が大半を占めている一方、50周年では同族承継と内部昇格で約6割を占めており、世代交代の進展が見られる結果となった。

 これら周年企業は、記念サイト開設やロゴ刷新に取り組む動きもある。

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