竹田印刷、インクルーシブ社会の実現に印刷で貢献
IPAで4度目の入賞〜アール・ブリュットを世界が評価
竹田印刷(株)(本社/愛知県名古屋市)は、2025年度の「イノベーション・プリント・アワード(以下、IPA)」において、アール・ブリュット(障がい者の表現)を用いた作品で「ダイレクトメール部門」第1位を獲得した。同社は、2021年から5年連続でIPAにエントリーし、うち4回の入賞実績を誇っている。また、今回、アール・ブリュット作家として作品制作に参加した荒木麻奈さんも2024年度に続き、2度目の栄誉に輝いている。

〜デザインを活かして誰もが活躍する社会を〜誰もが自分らしく輝ける、インクルーシブな社会をめざし、事業を展開している竹田印刷は、企業の展示会のブース、名刺のタイポグラフィ、展示会の告知ツールなどのデザインに障がい者アートを採用している。加えて同社がこれまで培ってきた企画力を活かし、障がい者の社会参加を支援するとともに、創作活動を働きがいのある仕事として経済的対価が得られる仕組みづくりに貢献している。その活動成果の1つがIPAへのエントリーだ。同社は、2021年から5年連続で作品を出品し、4度の入賞を果たしている。さらに入賞したすべての作品は、アール・ブリュットを題材としている。
IPAは、富士フイルムグループのデジタル印刷機器である、プロダクションプリンター「Revoria Press」シリーズやインクジェットデジタルプレス「Jet Press」シリーズ、ワイドフォーマットプリンター「Acuity」シリーズなどを使って制作された印刷物を作品として評価するコンテスト。審査は、印刷やグラフィックデザインなど各分野の識者で構成される第三者委員会が行い、応募作品の仕上がり品質、デジタル印刷技術の活用、革新性、ビジネス有効性、全体的な美しさといった基準に基づいて評価し、入賞作品を決定する。
2008年から毎年開催され、通算18回目となる本年度は、グローバルから作品を募集する「IPA2025 グローバル」と日本とアジア・パシフィック地域に限定して募集する「IPA2025 APJ」の2つのプログラムで開催。
IPA2025 グローバルには、日本をはじめ、米国、ドイツ、英国、シンガポール、タイ、インド、アラブ首長国連邦などの14の国・地域から170作品の応募があり、36作品が入賞。また、IPA2025 APJには、日本とアジア・パシフィックの10の国と地域から282作品の応募があり、36作品が入賞している。今回、日本からは過去最多の7作品が入賞した。
作家自身も出席して表彰式を挙行
2025年11月7日には、同社からアートディレクター/デザイナーの安井和男氏と製造本部 制作第1部 POD課の伊藤光輝係長の2氏、そしてアール・ブリュット作家の荒木麻奈さんとお母様のゆかりさん、また、富士フイルムビジネスイノベーション(株)からはグラフィックコミュニケーション事業本部 デジタルプリンティング事業部 デジタルプリンティング第四統括部の鈴木祥子部長ほか、担当スタッフらが出席のもと表彰式が執り行われた。

表彰式の冒頭、挨拶した鈴木部長は「竹田印刷様は、2021年から5年連続でIPAにエントリーするなど、そのチャレンジ精神に対し、主催者として感謝申し上げる」と述べた上で今回の入賞作品について「猫の可愛らしさだけでなく、大胆なデザイン配置や手書きの文字との組み合わせで魅力的な作品として仕上がっている」と人を惹きつける作品であることを強調するとともに、今後もIPAへの積極参加を呼びかけた。

このあと鈴木部長から竹田印刷と麻奈さんに表彰状と記念トロフィーが手渡された。












































