日本WPA、大阪でセミナー〜カーボンオフセットのメリット訴求
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(一社)日本WPA(奥継雄会長)は11月29日、アットビジネスセンター大阪本町(大阪国際ビル)において、第1回カーボンオフセットセミナーを開催した。
今回は、日本WPAの会員以外も多数の企業が参加。開催に先立ち挨拶した奥会長は「このような試みは初めてであるが、今後も継続していきたい。水なし印刷、カーボンオフセットのメリットを理解していただき、加入を検討していただければ幸いである」と、日本WPAのさらなる発展に向けた思いを語った。
セミナーでは、はじめに水なし印刷の特徴について、東レ(株)印写システム事業部の藤井悦生氏が説明した後、2社から水なし印刷を活用した事例紹介が行われた。はじめに(株)橋本確文堂代表取締役の橋本光央氏は、20年以上にわたって水なし印刷に取り組んできた経験を紹介。長年の経験からも「企業姿勢をより良く理解してもらうためには、非常に有益な手法である」と結論した。また、(株)わかくさ印刷取締役副社長の光本由美氏は、水なし印刷を活用したカーボンオフセットの取り組みを紹介。その流れや手順を説明し、環境負荷低減に貢献できる有益な手法の1つであることを強調した。また、終了後は講師も参加しての意見交流会(名刺交換会)が催された。