サカタインクス（株）は、国内4工場（大阪、東京、滋賀、羽生）において、労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格「ISO45001」および国内規格「JIS Q 45100」の認証を取得した。これにより従来導入していた「JISHA方式適格OSHM」から、より体系的かつ国際的な認証制度へと移行し、安全衛生管理体制の強化を図る。

　JIS Q 45100は、ISO45001をベースに、日本の法制度や実務に即した内容が加味された、日本独自のマネジメント規格。今回の認証取得は、グローバルで統一した安全衛生基盤を構築し、品質（ISO9001）・環境（ISO14001）との統合運用により、審査や管理の効率化、改善活動の迅速化を図ることを目的としている。また、審査頻度や範囲が拡大し、労働安全衛生マネジメントシステムの有効性を引き上げることで、国内における労働災害低減への取り組みを一層強化していく。