モリサワ、100%子会社の字游工房を吸収合併

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(株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、100%子会社である(有)字游工房(東京都新宿区下宮比町2-27)を2025年11月1日付けで吸収合併することを発表した。
字游工房は1989年に設立、2019年3月にモリサワの子会社となり、モリサワグループの一員として「写研改刻フォント」などの共同開発を行ってきた。今回の合併は、フォント市場を取り巻く急速な環境の変化、ならびにグローバル化に対応するため、より迅速にかつ多様なフォント製品を市場に提供することを目的として実施する。
モリサワは、「『游明朝体』『游ゴシック体』をはじめとする書体開発を手がけ、多くのユーザーに支持されている字游工房のブランドを継承し、両社がこれまで培ってきた開発力を融合させることで、今後も高品質で幅広いサービスを提供していく」としている。