トッパン・フォームズ、「生活者の視点に立ったDM」がポイント

閉じる
トッパン・フォームズ(株)は、生活者の意識とダイレクトメール(DM)を取り巻く実態や時系列変化から見えるトレンドの定点的な把握を目的に、2021年に続き、生活者のDMに関わる行動についての自主調査を実施した。
この調査結果によると、生活者はDMにおいて自身に必要な情報を取捨選択していることが読み取れ、送られてきた意味や自身のメリットなどを考慮して開封を決める傾向が以前よりも顕著になっていることが明らかになっている。企業側の都合だけで送付されたDMであることが伝わると開封しない判断にもつながるため、「生活者の視点に立ったDM」の追求が今後のポイントになると推察される。
また、形状別開封意向は全体的に減少傾向にあり、下がり幅が最も少ない形状は「通常サイズの封筒」だった。さらにアライアンスDMをすべて開封する人は、男性が高齢層、女性は若年層に多いが、全体としては減少傾向にある。
一方、DMのQRコードを利用する生活者は引き続き増加し、とくに70代男性で大幅に増加。大きめのQRコードは若年層より60代以上の男性、50代以上の女性が盛んに利用している。