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アイワード、ハイデルベルグ サブスクリプションを導入

右から奥山社長、バウアー社長、大沢副社長
スピードマスターXL106-4-P カットスター付

 (株)アイワード(本社/北海道札幌市、奥山敏康社長)は6月22日、同社・石狩工場において、ハイデルベルグ サブスクリプション導入会見を開催した。
 アイワードは昨年9月、ハイデルベルグ・ジャパン(株)と国内4社目となるサブスクリプション契約を締結。今年3月には、反転機構付のスピードマスターXL106-4-Pを設置し、ハイデルベルグ サブスクリプション契約がスタートした。
 会見には、アイワードから奥山社長と大沢眞津子副社長、そしてハイデルベルグ・ジャパンのヨルグ・バウアー社長らが出席。会見の席上、挨拶した奥山社長は、「ハイデルベルグ サブスクリプションは、単に印刷機を導入するだけでなくハイデルベルグ・ジャパンからシステムの最適な運用法を60回にわたり学ぶことができる。当社では、ハイデルベルグ サブスクリプション導入を枚葉印刷部を中心に会社全体の潜在能力を最大に発揮させるプロジェクトと位置付けている」と導入した狙いについて説明した上で、今後は、印刷の前後工程を含めた作業工程の削減、設備の有効活用を推し進め、印刷機のOEE向上を図っていく考えを明らかにした。
 ハイデルベルグ サブスクリプションは、従来のようにユーザーが機械に投資するのではなく、導入した機械に対して月額の固定費と印刷した用紙枚数の代価を支払うという新しいビジネスモデル。提供プログラムには、印刷機だけでなく保守サービスやワークフロー、サービスパーツ、紙を除くすべての最適な印刷必需品、継続的なオペレータのトレーニングが含まれており、契約期間は5年間。
 アイワードは、ハイデルベルグ サブスクリプションで既設2台の印刷機を撤去し、新たにスピードマスターXL106-4-P カットスター付を設置し、稼働を開始している。

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