2016年9月6日
コダック(同)(藤原浩社長)は、完全無処理版「Kodak Sonora XJプロセスフリープレート」の視認性を大幅に高めた改良品の販売を開始する。
Sonora XJは、海外での3,000社以上の豊富な導入実績をベースに、群馬事業所の研究開発部門で日本市場向けに最適化された完全無処理サーマルCTPプレート。LED-UV/H-UVといった省電力UV印刷機をはじめ、オフセット枚葉機、オフセット輪転機、またUV減感インキを使用するビジネスフォーム印刷機、平台校正機、さらには新聞印刷やパッケージ印刷など、広範囲にわたる印刷用途に使用され、昨年6月の販売開始以来、既に日本国内において180社超に採用されている。
今回販売を開始する改良品は、ユーザーからの要望が最も多かった露光イメージの視認性を従来比1.5倍以上に高めたもの。レジスターマークの検出性も改善し、露光後から印刷までの時間経過においても十分な視認性を確保している。