2016年6月5日
機上現像のメカニズム
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(真茅久則社長)は、オフセット印刷向け省資源ソリューション「FUJIFILM SUPERIA」の新たなラインアップとして、完全無処理サーマルCTPプレート「SUPERIA ZD」を開発。drupa2016以降、ワールドワイドで順次販売を開始する。
現行の完全無処理サーマルCTPプレート「SUPERIA ZP」で定評のある機上現像と印刷安定性を維持しつつ、ロングラン印刷適性やUV印刷適性を付加したもの。最新の支持体表面処理技術「MGZ(Multi Grain Z)」に加え、UVインクに対応するための「HDN(Hyper Dimension Networking)」技術の搭載により、耐刷性が向上。さらに、「s-HDS(super Hydro Discrimination Surface)」技術の採用により非画像部界面の保水性能を最適化することで、さらなる汚れにくさ、水幅の拡大を実現した。