2015年6月25日
群馬事業所の研究開発部門で日本市場向けに最適化した「Sonora XJ」の発表記者会見の様子
コダック(同)(藤原浩社長)は6月25日、完全無処理サーマルCTPプレートの新製品「Kodak Sonora XJ」を発売した。
同プレートは、海外での3,000社以上の豊富な導入実績をベースに、群馬事業所の研究開発部門で日本市場向けに最適化したネガタイプのプロセスフリープレート。最大の特徴は、省電力UV印刷で使用される高感度UVインキやエッチ液、洗浄液などへの高い耐薬品性を備えていることで、省電力UV印刷環境では3万枚、油性インキであれば最大20万枚の耐刷力を持つ。
一方、「Thermal Direct」で課題だった生産性に関しても、プレートセッターが持つ本来の生産性をフルに引き出す感度にまで高めたことで、菊全判で毎時55版の露光出力が可能となっている。