2015年1月28日
コダック(同)(藤原浩社長)は、これまで中国のシャーメン工場で製造し輸入していたネガタイプのサーマルCTPプレート「Kodak Trillian SP(トリリアン エスピー)」を、日本ユーザー向けに改良し、群馬工場で製造するとともに日本国内での販売を開始した。
省電力UV印刷に対応し、強い耐薬品性と50万枚という耐刷性が特長。日本国内でも今後、さらに採用ユーザーの拡大が見込めることから、日本国内におけるサーマルCTPプレートの研究開発・製造拠点である群馬事業所で製品改良を行い、このたび販売を開始した。日本ユーザーへの迅速な製品供給体制が整うことになる。
電解研磨砂目を採用し、水幅の下限側が広くなったことで、より水を絞れる製品に改良。とくに非画線部の汚れが出にくいという特長を備え、これによりUV印刷機のメリットである速乾性を活かした短納期対応にも貢献する。