2009年1月27日
リョービ(株)(吉川進社長)は、省エネルギーで環境負荷が少ない「LED-UV印刷システム」をA全判オフセット印刷機「RYOBI920シリーズ」にも展開し、販売を開始する。
同社は、枚葉オフセット印刷機メーカーとして世界で始めて「LED-UV印刷システム」の開発に成功し、主力商品であるB2判印刷機「RYOBI750 シリーズ」「RYOBI750Gシリーズ」および菊四截寸延び印刷機「RYOBI525GX」と組み合わせて販売を行なってきた。今回、そのラインアップをA全判印刷機「RYOBI920シリーズ」に拡充し、2月13日から東京支店で開催される「リョービ新春ショー2009」でRYOBI924に搭載して初披露する。
長寿命、低消費電力のLED-UV印刷システムは、環境印刷を推進する印刷会社の新しいUV印刷システムとして注目を集めている。LED-UVランプは、印刷する用紙の幅に合わせて、段階的に照射幅を変更でき、小サイズの用紙を印刷する時には消費電力の削減が図れる。
同社ではこのLED-UV印刷システムをRYOBI920シリーズで2色から4色、5色、6色までに搭載を可能としたことで、短納期とコストダウンを求められているA列サイズの仕事のコストパフォーマンスをさらに高める印刷システムとして拡販していく考え。
RYOBI920シリーズ用LED-UV印刷システムの価格は4,000万円(LED-UV乾燥装置、制御装置、配管部品などで構成するUV乾燥システムのみの販売価格。冷却装置の価格は含まれない)。