2010年12月21日
マーケットエクスパンションサービスを提供するDKSHグループ(本社/スイス・チューリッヒ)は、DKSHジャパン(株)(本社/東京都港区)の次期新社長にペーター・ケメラー氏を内定したと発表した。2011年春頃の就任予定。
ペーター・ケメラー氏は生まれも育ちも東京。ミュンヘン大学で法律を学び博士号を取得した後、クレイ&カンパニーに入社、日本支社に勤務。1995年から1999年までは、南西ドイツ州立銀行でアジア・太平洋部門を率いた。2000年から2006年までは、バーデン・ヴュルテンベルク州立銀行で国際部長を勤める傍ら、アジアの代表オフィス設立も担当。2006年より同行の執行役員会の一員となっている。
今回の人事により、2010年3月からDKSHジャパンの代表取締役会長兼社長を兼務していたヨルグ・ヴォレ氏は、DKSHグループのCEO専任となる。
次期新社長内定を受けて、ペーター・ケメラー氏は「DKSHジャパンでの新しい挑戦を楽しみにしている。また、私の過去の経験やアジアの文化への理解は、DKSHグループがアジアで成長を遂げるために貢献できるものと信じている。私の長年のビジネス・パートナーであるドイツの各企業に対しても、日本やアジア市場での事業成長を支援できると期待している」とコメントしている。