2017年12月25日
シンガポール・チャンギ国際空港フードホールで採用された「FloatPanelDisplay」
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、新しいデジタルサイネージ「FloatPanelDisplay(フロートパネルディスプレイ)」を開発。大型商業施設における製品のプロモーションやイベントでの企画展示などでの店頭販促ツールとして、流通業界や小売業界、観光事業者に向けて本格的に販売を開始した。
同製品は、白く光る特殊ディスプレイに偏光フィルムをかざすことで、フィルムの形に合わせてシンボリックに映像を浮かび上がらせることができる新しいデジタルサイネージ。凸版印刷が従来培ってきた店頭での顧客接点向上に向けたソリューションのノウハウを活かし、訴求する内容に合わせてフィルムの加工や映像の制作を行うことで、インパクトのある演出が可能となる。例えば、メガネや電車の形に加工したフィルムをアクリル板などに貼付してディスプレイの前面に設置し、レンズや車体にだけ映像を浮かび上がらせることができる。訴求したい商品やロゴを、空中に映像が浮いているような立体的で不思議な表現で展示できるため、アイキャッチ性が高く、集客効果が期待できる。