2017年4月6日
金印「漢委奴国王」(国宝)
(株)DNPアートコミュニケーションズは、国内外の有力な美術館・博物館の所蔵作品の高精細なデジタル画像データの貸出サービスを行っている。同社はその一環として4月10日から、九州・福岡周辺の歴史や民俗を研究・展示する福岡市博物館の所蔵品の画像データ貸出サービスを開始する。
1990年10月に開館した同博物館は、国宝の金印「漢委奴国王」、民謡黒田節に唄われた名鎗「日本号」、ユネスコ無形文化遺産に登録された「博多祇園山笠」関連資料など、福岡にゆかりの深い文化財を多数展示している。今回はそのうち代表的な所蔵品の約500点の高精細画像データの貸出からスタートし、利用者の要望に応じて取扱い点数を増やしていく。
同社のウェブサイト「Image Archives(イメージアーカイブ)」において、使用したい作品画像データの貸出申込みが行える。