2017年3月1日
「FORTINAペーパーチューブ」設置イメージ
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、建築内装材として新素材となる不燃紙管「FORTINA(フォルティナ)ペーパーチューブ」を開発した。不燃材料認定を取得した建築内装材としての紙管は世界初。
同社が培ってきた加工技術により、不燃紙を積層形成して開発した紙管。国土交通省の定める、不燃材料認定を取得しているため、不燃性能が求められる公共施設や商業施設の天井向け内装材として使用できる。また、加工適性に優れるため、ドライバーなど簡単な工具での取り付けが可能なだけでなく、表面に巻いたクラフト紙の風合いを活かし、意匠性の高い空間を演出できる。
さらに、紙素材で軽量なため、震災時の落下による事故軽減にもつながる。