2016年10月28日
共同印刷(株)(藤森康彰社長)は、パッケージ事業のさらなる拡大を目的に、生活・産業資材部門の主力工場である守谷第一工場(茨城県守谷市)に新棟を建設し、今後3年間で総額約100億円をパッケージ事業に投資する。
守谷工場の敷地内に、新たに軟包装の専用工場を建設。従来の印刷・加工機に加え、液体用パッケージの製造ラインを増設し、同社が注力する「ハンディキューブ」をはじめとする製品を柱に軟包装分野の拡大を進める。
一方、紙器事業では、日本製紙(株)との合弁会社「共同NPIパッケージ(株)」を設立。新合弁会社が引き継ぐ、同社および日本製紙が受注している紙器製品の生産を守谷工場に集約して合理化を進め、高度な生産性と製造環境を備えた紙器専用工場に再編する。