2015年11月17日
「SpeedEntry plus」を採用した、JALカード申込受付システムのイメージ
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)の「SpeedEntry plus」がこのほど、(株)ジャルカード(岡田祐二社長)が発行するクレジットカード「JALカード」の申込受付に採用された。同社はタブレット端末でのタッチペンによるデジタル申込システムの提供を、11月11日の成田国際空港をはじめとして、順次全国の空港で開始する。
「SpeedEntry plus」は、金融機関の口座開設やクレジットカード、ポイントカードなどをペーパーレスで申込受付できるシステム。従来、空港でJALカードを申し込むには、カード申込者が所定の申込書にその場で必要事項を記入して係員に手渡しするか、受け取った申込書に必要事項を記入して郵送するなど、その作業に時間と負荷がかかっていた。
今回、ジャルカードは同システムを導入したことにより、カード申込者に対し、タブレット端末上のタッチペン操作による選択入力と、文字認識エンジンに対応した手書き文字入力を行うだけで、カード申込手続きがその場で完了。迷わずミスなく入力できるインタフェースと入力補助機能により、申込手続きを約10分に短縮できる。