2014年7月28日
展覧会鑑賞システム「デジタルガイダンスパネル」
大日本印刷(株)が開発した展覧会鑑賞システム「デジタルガイダンスパネル」が、国立西洋美術館の展覧会「橋本コレクション 指輪 神々の時代から現代まで - 時を超える輝き」の鑑賞用補助ツールとして採用され、運用が開始された。
来館者は、会場入口に設置した同システムの70インチ型デジタルサイネージ(電子看板)のディスプレーに触れると、8章からなる展覧会全体の構成を概観できる。また、興味を持った章にタッチすることで、そこで取り上げられている主要作品など、各章の概要情報を閲覧できる。8章の概要情報は、ワイドな画面を4分割して別々に表示できるため、4人が同時に操作することが可能。
このシステムによって、来館者が展覧会の全体像や展示の意図、作品の特長などについて、より能動的に楽しみながら理解を深めていくことが期待される。