2011年8月29日
大日本印刷(株)は、カーボンフットプリント(=CFP)マークの普及に取り組んでおり、今回、企業の社内報では初となるCFPマークの使用許諾を、DNPグループの社内報「DNP Family」で取得した。年4回、約4万部がDNPグループ社員に配布されており、CFPマークを表示した最新号Vol.34は本年8月31日に完成する予定。
DNPはこれまで、自社のパンフレットや報告書でCFPマークの使用許諾を取得してきた。今回、自社の社内報にCFPマークを表示することで、その普及を率先して推進する姿勢を示すとともに、業務や日常生活において地球環境に配慮した行動をとることを「あたりまえ」のことと考えられるよう、環境に対する社員の意識向上にもつなげていく。
今後は、CFPマークの対象をさまざまな自社発行物に拡大していく。また、顧客企業が発行する各種印刷物や容器包装などの製品について、原材料調達から生産までのCFP値を算出するサービスを実施するほか、行政機関が実施する試行事業への参加を促すなど、CFP制度の普及を促進していく。