2011年4月7日
大日本印刷(株)は、住民基本台帳カード発行プリンターの新モデルを4月6日に発売した。
新たに追加したモデルは、昇華型再転写方式のフルカラープリンターで、ICチップを搭載した住民基本台帳カードへの顔写真、氏名・住所・生年月日などの個人情報の券面印刷とICチップへデータを書き込む発行機。従来機に比べ、約20%の小型化、約30%の軽量化を実現したほか、消費電力も約60%削減し、環境負荷を軽減する。
また、プリンター内の未発行カードやインクリボンの抜き取りを防止するロック機能を追加、プリンター自体の盗難を防止するセキュリティスロットも搭載し、セキュリティ性を一層強化した。
未発行カードを収納するカードホッパー部分の取り外しが可能で、未使用時はよりセキュリティが保たれている別の場所での保管も可能。
すべての住民基本台帳カードに対して、券面印刷およびICチップへのデータ書き込みを行うことができる。従来機同様に印刷性能が高く、少量でも即時に高画質なフルカラーカードの発行が可能。