2024年9月12日
麿 会長
日印産連表彰の表彰式も挙行
(一社)日本印刷産業連合会(日印産連、麿秀晴会長会長)は9月11日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニにおいて「2024年9月 印刷の月」記念式典を開催し、会員団体企業をはじめ各界からの来賓、関連業者など380名が出席し、盛大に行われた。
記念式典の冒頭、主催者を代表して挨拶に立った麿会長は、「日本における活版印刷の祖として活躍した本木昌造氏を偲び、その功績を称えるべく、命日を迎える9月を印刷月間と定め、印刷産業の普及啓蒙活動を推進してきた」と、「9月 印刷の月」の由来について説明した上で「今年は本木昌造氏生誕200年にあたる。ここで今一度、我が国の印刷産業における原点である本木昌造氏のチャレンジ精神に想いを馳せ、激変する事業環境に対峙して新たな一歩を踏み出す年にしていきたい」と述べた。
また麿会長は、日印産連として「2030年の印刷産業のあるべき姿」を見据えた新たなグランドデザインの策定に取り組んでいることを明らかにした上で「印刷産業が社会に求められ続ける産業であるために、これまで以上に会員10団体が力を合わせ、新たな価値創出、事業領域の拡大に向けた連携、共創を推進していく」との方針を述べ、改めて各種事業への協力と理解を求めた。
このあと、長年にわたり印刷産業の発展に貢献した個人・団体を表彰する2024年度の日印産連表彰の表彰式が行われ、印刷功労賞12名、印刷振興賞15名、特別賞1団体に賞状が手渡された。