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第58回造本装幀コンクール、入賞22作品が決定

三賞受賞作品「造本装幀コンクールより」

 第58回造本装幀コンクール(主催=(一社)日本書籍出版協会/(一社)日本印刷産業連合会)の入賞22作品がこのほど決定した。

 58回目を迎えた今回は、162者308点の応募があり、厳正な審査の結果、文部科学大臣賞に「湯浅啓写真集『Notochrome』」(龜鳴屋)、経済産業大臣賞に「イヴ・ネッツハマー ささめく葉は空気の言問い」(宇都宮美術館/下野新聞社)、東京都知事賞に「生の実感とリアリティをめぐる四つの探求──『人文・社会科学』と『アート』の交差から立ち現れる景色」((一社)デサイロ)が選ばれた。

 授賞式は、9月29日に行われる予定。入賞作品は、2026年2月にドイツ・ライプツィヒで開催される「世界で最も美しい本コンクール」(BEST BOOK DESIGN FROM ALL OVER THE WORLD)に日本代表として出品されたのち、2026年10月のフランクフルト・ブックフェアで展示される予定。また最終的に、全出品作品(一部、入手不可能な作品を 除く)は国立国会図書館の原装保存コレクションとして収蔵される。

 なお、その他の入賞作品については、日印産連ホームページで公開している。

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