佐川印刷、FESPA Award 2025で「心を贈るパッケージ」が金賞受賞


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佐川印刷(株)(本社/愛媛県松山市、佐川正純社長)は5月7日、ドイツ・ベルリンで開催された世界最大級の印刷・サイン業界展示会「FESPA Global Print Expo 2025」において、「FESPAアワード2025」の「Packaging on Paper&Board」部門で金賞を受賞した。
受賞作品は、贈る側と受け取る側の心をつなぐ独自のパッケージ「Hacocoroko(はこころこ)」。「箱に心を込めて。愛の気持ちを贈る箱」というコンセプトのもと、デザイン性と精巧な紙加工技術を融合させたパッケージである。
印刷には「Agfa JetI MIRA LED UV」を使用し、表面には凹凸のある質感やクリアな装飾を施している。さらに、ダンボールの素材(Eフルートボード)は「Zund CAD技術」で加工され、エンボス加工や形状カットが施されている。
同社は今回の受賞を機に、パッケージ製品を通じて、「心を届ける印刷」の力を地域から世界へと発信していく考え。