2013年2月26日
(株)電通が発表した「日本の広告費」によると、2012年(1〜12月)の日本の総広告費は5兆8,913億円、前年比103.2%。東日本大震災の反動増もあり、5年ぶりに前年実績を上回った。
媒体別にみると、「マスコミ四媒体広告費」は2兆7,796億円、前年比102.9%。「テレビ広告費」が前年比103.0%となったほか、「新聞広告費」「雑誌広告費」も増加した。また、「プロモーションメディア広告費」も同101.4%と前年を上回った。さらに、ロンドンオリンピックなどで好調だった「衛星メディア関連広告費」は同113.7%となり、「インターネット広告費」も同107.7%と堅調に推移した。
プロモーションメディア広告費は2兆1,424億円。前年の震災による出稿自粛の反動増もあり、5年ぶりに前年を上回った。「屋外広告」(前年比103.8%)、「交通広告」(同103.9%)、「折込広告」(同102.1%)、「DM」(同101.3%)、「POP」(同100.5%)、「展示・映像他」(同108.3%)がプラスに転じた。