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講談社、デジタル製本システム「シグマライン」導入を決定

2011年12月27日
デジタル製本システム「シグマライン」

 ミューラー・マルティニ ジャパン(株)は、(株)講談社(本社/東京都文京区)からデジタル製本システム「シグマライン」の発注を受けたことを明らかにした。近い将来、日本初のシグマラインユーザーとなる講談社では、出版する書籍の一部をデジタル印刷化し、「シグマライン」により小部数を効率的に製作する計画。
 小ロット化が進む出版市場。いかに小部数を合理的なコストと短納期で製作するか。世界中の出版社がこの課題に直面している。
 「シグマライン」デジタル製本システムは、デジタル印刷機にインラインで接続され、印刷されたウェブ(連続用紙)をそのまま折断裁加工し、製本仕上げを行う。ワークフロー・コントローラ「コネックス」が、原稿PDFからのページ付け、印刷データへの展開、そして折り断裁など一連の製本工程プリセットまで一元的に制御管理するため、最小の人員で効率的な小部数印刷製本が実現できる。
 新しい書籍製造ラインの構築を決断した講談社の梅崎健次郎業務局長は、「小部数製作のコスト低減、小回りの効く製作現場、そして製品在庫の適正化のメリットを期待している」と語っている。
 シグマラインは3,000部くらいまでの小部数製作をメインに予定。埼玉県にある流通センターに設置し、2012年度中の本格稼動を予定している。

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