2024年11月20日
満員となったリアル会場
日本フォーム印刷工業連合会・市場委員会(小島勝也委員長)は11月19日、日本印刷会館をメイン会場にオンラインを併用したハイブリッド方式で「『フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告書』を読み解く」と題した報告会を開催し、リアル会場参加で40名、オンライン参加で60名の計100名が聴講した。
今回のアンケート調査では、53社(回答率55・2%)の会員企業が回答。例年通り、会員企業各社の「2023年度実績」(2023年4月〜2024年3月)について「前年度実績」を比較した回答を求めている。
今回の調査では、今後の注目市場として官公庁系に加えて金融・IT・通信などが伸長し、拡大したい製品・サービスもデジタル分野・BPOサービスとする企業が多くあった。
また外部環境では、郵便料金の値上げ対応、サイバーセキュリティ対策などの取り組みが課題として挙げられた。
この調査結果を踏まえ日本フォーム工連では、会員企業の課題に寄り添いながら需要の変化に関する情報提供と新たなビジネス創出、企業活動支援に役立つ取り組みを継続していく。