swissQprint、ビジネスの将来的な成長を促進するワイドフォーマットプリンタ
Mayfield Press社/Pip n Chip社 導入事例
swissQprintのユーザーであるMayfield Press社とPip n Chip社(まったく異なる業種)の2社は、swissQprintのマシンが自社のビジネスニーズに合わせて成長し、商業的および持続可能性の面で確かなメリットをもたらしていることを強調している。swissQprintのワイドフォーマットプリンタは、将来を見据えて設計されている。モジュラー設計により、ユーザーは必要に応じてカラーチャンネルやオプションを追加でき、ビジネスの発展に合わせてプリンタを拡張することが可能だ。今回、2社の事例を紹介する。
現場でアップグレードが可能
2018年、オックスフォードを拠点とするデジタル・リソグラフプリント会社Mayfield PressのswissQprintのマシンとの最初の出会いは、サプライヤーの工場見学時であった。その後、Nyala3の実機稼働を視察する機会があり、その卓越した効率性とプリント品質に感銘を受けたMayfield Pressは、即座に購入を決断した。
「見学してすぐに、価値のあるものと確信した。そして、当社のビジネスに多大な影響を与えるものと判断した」とMayfield Pressのオペレーション責任者であるDan Warner氏は話す。

3年後、Mayfield Pressはマイクロソフト社向けの大規模点字サインプロジェクトを請け負う。チームは作業を外注せず、自社所有のプリンタであるNyalaにバーニッシュチャンネルを追加してアップグレードする絶好の機会だと捉えた。swissQprintのエンジニアチームは、このアップグレードを1日もかからずに完了させ、点字アプリケーションを完全な社内生産に移行するまでのダウンタイムを最小限に抑えた。
バーニッシュによる付加価値
バーニッシュプリント機能の追加により、看板や案内表示の新たな可能性が拓けた。アップグレードされたNyalaはMayfieldのサービス提供範囲も拡大し、スポットバーニッシュ加工や触感的プリントがデザインソリューションにおいて、ますます重要な役割を果たすようになった。さらに、swissQprintのdroptix 3Dエフェクト技術は、同社のクリエイティブワークを加速させ、マシンの性能を実証するサンプルが数多く生み出されている。
Dan氏はこのように締めくくった。
「お客様に提供できるサービスが格段に広がった。今回のアップグレードにより、新たな高みへ到達でき、Nyalaは当社のビジネスニーズに合わせて成長を遂げた」
1日で1週間の仕事をこなすことが可能
クロスステッチ用ボビンピンメーカーのPip n Chip社は、2023年11月に中古のImpala3を購入し、設置時にオレンジカラーチャンネルを追加することを選択した。数百ものスポットカラーを再現する必要性に応えるため、オレンジインクの導入によりマシンの色域を大幅に拡大し、クライアントが求める色再現性を実現した。
Impala導入以来、Pip n Chip社の業務は革新し、チームが1週間分の出力をたった1日で完了できるようになった。成長を続ける同社は現在、マシンの多様なアプリケーションをさらに活用するため、さらなるアップグレードとしてロールtoロール方式の導入を検討している。
「Impalaは当社の出力業務に劇的な影響をもたらした。その精度、信頼性、そして全体的なパフォーマンスに大変満足している」と、ディレクターのCraig Wanstall氏は述べている。

「中古プリンタを購入することはリスクをともなうとみなされる可能性もあったが、スイス製の品質の高さは明らかである。これに加えて、当社のニーズに合わせて拡張できる能力も相まって、Impalaは当社のビジネスに最適なマシンとなっている」
将来を見据えた持続可能な投資
マシンの寿命の長さは、swissQprintの戦略における重要な要素となっている。今回のアップグレードについて、swissQprint UKマネージングディレクターのErskine Stewart氏は次のように述べている。
「swissQprintのマシンは、Mayfield PressとPip n Chipの両社が認めているように、その中核に持続可能性が組み込まれている。その堅牢性とモジュラー設計により、導入後何年経ってもビジネスと共に成長するだけでなく、新たなビジネスチャンスを生み出し続けることが保証されている」












































