日本製紙連合会が発表した2025年11月の紙・板紙需給速報によると、紙・板紙の国内出荷は前年同月比7.1％減で2ヵ月連続のマイナスとなった。用途別では、グラフィック用紙が9.2％減で13ヵ月連続のマイナス、パッケージング用紙は6.4％減で2ヵ月連続のマイナスとなっている。

　印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比8.2％減で13ヵ月連続のマイナス。その他の品種でも、新聞用紙が12.3％減で54ヵ月連続のマイナス、包装用紙が3.9％減で3ヵ月連続のマイナス、段ボール原紙が6.6％減で2ヵ月連続のマイナス、白板紙が5.9％減で2ヵ月連続のマイナス、衛生用紙が4.8％減で2ヵ月連続のマイナスとなっている。