川口印刷工房(千葉)、破産開始決定-負債1億2,000万円
(株)川口印刷工房(千葉県銚子市西芝町1-6、設立1954年7月、資本金1,200万円)は11月25日、千葉地裁八日市場支部より破産開始決定を受けた。負債総額は債権者29名に対して約1億2,000万円。
1925年に創業した老舗印刷業者。近年はスーパーやパチンコ店などの折込チラシを中心としたオフセット印刷を手掛け、2020年3月期は売上高1億2,084万円を計上していた。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、折込チラシの印刷受注が減少。売上不足から連続赤字を強いられ、2024年3月期には債務超過に転落した。この間、コロナ対応の緊急融資を利用して資金繰りを凌ぎつつ、スポンサーによる支援を模索してきたが、財務基盤の毀損が激しく、スポンサーの確保が困難だったことから、事業継続を断念し、今回の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)































































