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団体

西日本製本協議会、各工組の現状報告-次回は2年後に京都大会

2024年2月13日
西日本の7工組が現状報告した

 第62回 西日本製本協議会「石川大会」が2月10日、ホテル金沢において開催された。
 総会および現状報告では、能登半島地震物故者に黙祷を捧げた後、開催地を代表して石川工組の堀岡昭夫理事長が挨拶に立ち、「ある雑誌社の社長の話では、紙の需要減は底を突き、徐々に上がっていると聞いた。紙とデジタルはどちらが良いというのではなく、両輪だと私は認識している」と述べ、今後の紙需要のさらなる回復と成長に期待した。
 続いて挨拶した西日本製本協議会の会長である大阪工組の富塚宗寛理事長は、「当協議会の開催地は持ち回りとなっており、次回は2年後に京都大会を開催する。なお、協議会のない年は大阪で連絡会として開催する。本日は業界の現状を理解いただき、今後どうしていくべきかを真剣に考える機会としたい。新たな製本産業ビジョン2030にも期待したいが、現行の製本産業ビジョン2025も見据えて進んでいきたい」との見解を示した。
 また、全日本製本工業組合連合会の田中真文会長は、「全製工連の組織運営のあり方、新たな製本産業ビジョンについては、各県工組の皆さんの意見を吸い上げ、使いやすいビジョンを策定していきたい」と述べ、理解と協力を求めた。
 令和4年度収支決算報告、会計監査承認後、大阪・京都・岡山・兵庫・広島・福岡・石川の各工組が現況報告。各工組とも厳しい状況ながら、その中での取り組みなどを紹介した。
 なお、当日は総会・現状報告に先立ち、「北陸新幹線敦賀開業 効果の最大化」をテーマに西日本旅客鉄道(株)金沢支社の川村聡副支社長が講演。現状報告後は懇親会も催された。

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